2014年05月03日

夢、叶わぬまま・・・

時々、ブログに登場していたご近所に飼われていた「Ⅰ君」。

私たちは、飼い主さんの苗字を名前にして「Ⅰ君」と呼んでいました。


Ⅰ君は、ブランと同じように自動ドアを自分で開け、家に入る事ができました。




なので、こんな風に普通に我が家でご飯を食べていました。


Ⅰ君が恋焦がれていたのが、我が家のビアン。


見つめる先にはいとしのビアンが・・・


カーテン越しの2匹の写真もありました。


しかし、昨日交通事故で亡くなってしまったと飼い主さんが教えてくださいました。

オス猫だし、今の時期は見境もなく道路に飛び出すこともありますよね。

オス猫なのに、か細い鳴き声でとっても大人しい猫でした。

家の気の強いメス猫たちに威嚇されると後ずさりしてました。


Ⅰ君は親切なご近所の方に手あつく葬られたそうです。

家も、オス猫を同じように交通事故で亡くしてますので、

飼い主さんの気持ちを考えると悲しくてたまりません。

私たちにもとてもなついていたので、その悲しさは同じです。


飼い主さんの話によると、

ごはんは食べに帰って来てたけど、あまり家にはいなかったんだそうです。

私(嫁)は、「Ⅰ君の写真撮られてたかな??」と思い、

過去のブログやスマホの画像から数枚写真をプリントアウトし、

飼い主さんの所へ持って行きました。(おせっかいだったかな・・・と心配しながら・・・)

すると1枚も写真がなかったと、とっても喜んでいただきました。

「あら、ご飯もごちそうになって・・・」とか、

「2階にも上がりよったとですか・・・すみません。」など、

飼い主さんの知らないⅠ君の姿をご覧になっていました。

私は「Ⅰ君の性格だから、家だけではなくご近所からも可愛がられていたと思いますよ。」と

話してきました。

Ⅰ君は飼い主さんからは「たま」と呼ばれていました。

「Ⅰ君」の本名は「たま」だったんですね。


お礼にと飼い主の奥様から、レース編みのテーブルセンターをいただきました。

80cm×40cmくらいの大きいものだったので、

かなりの手間をかけて作られた貴重なものだったと思います。




数枚写真をプリントアウトしただけだったのに・・・

しかし、飼い主さんの気持ちとしてありがたく受け取りました。

大切にします。

結局、たま君の恋は夢かなわぬままだったけど、

私たちは、たま君にどれだけ癒されたことか・・・

ありがとう。たま君

安らかにお眠りください。

我が家にも、たま君の遺影を飾りました。
  

Posted by おいまつ商店  at 21:46Comments(6)動物