2012年11月02日
道端に・・・

お地蔵さん???と思い、車を止めて、パシャリ。
ここは、五和町手野。本渡から城河原を経て二江方面に向かう途中、
信号機を過ぎてすぐ右側に、優しく微笑む像があります。
土台は、ドラム缶。台座は発泡スチロール。体はオイル缶。
顔は最近よくくまモンが描かれているブイ。
ほとんど、廃品でできています。
そして、体には柿が描かれ、柿が供えられていました。
そのそばには、


柿が植えられていました。
調べてみると、
これは、地元で「いんころし(犬殺し)」と呼ばれる特大の渋柿だそうです。
落下した実に当たって犬が死んでしまうほど大きいという意味で、
「どんぶり柿」とも呼ばれるそうです。
1個の重さは500グラム、直径12センチほどあり、
住民組織「手野まちづくり振興会」が、民家に残っていた2本から接ぎ木し、
50本の苗を植えたのが3年前。
高さ2~3メートルに伸び、昨年から実を付け始めたそうです。
この事業は、里山の景観づくりを目的に始められたそうですよ。
今、五和町手野の県道や川沿いで、オレンジ色に色づいた大きな柿が
ドライバーの目を楽しませてくれています。
この像が鎮座している場所は、歩道も狭くカーブに差し掛かる所なので、
十分注意して走行してください。