2012年10月25日
おめでとうございます

本日、結納を迎えられるお客様にお届けした、角樽です。

角樽と清酒・雌雄1対の鯛を花嫁さんの家へ持参されます。
角樽はお貸しする形になりますので、しばらく床の間などに飾られた後、
返却していただきます。

これは、以前活躍していた角樽です。あちこち傷だらけです。
もうひとつあったそうですが、返却されなかっただそうです。
私(嫁)の実家牛深では、結婚式の朝に新郎側の友人たちが女装をして、
新婦の家へ向かう「樽持ち」という風習があります。
「チロリン村の村民ょり、牛深の話題、出来事」のブログに以前投稿されていた
「樽持ち」の記事を見つけましたので、勝手にご紹介します。こちらです。
私は「樽持ち」という風習は、自分たちの結婚式まで全く知りませんでした。
しかし、この風習を知っていた老松家側の叔父は、
「おれも女装せんばんとやろか・・・」と心配されてたそうです。
私が生まれた町では、この風習は無いので安心されましたが・・・
まだ子供が小さい頃、実家の近所の結婚式があり、偶然、「樽持ち」を見ることができました。
たぶん、素面ではできないでしょうね。
楽しくて、微笑ましい「樽持ち」の風習をずっと継続してほしいなと思います。
今日結納をされたご両家の、末長いお幸せをお祈りいたします。